前に購読しようと思って買わないでいるままに絶版になって後悔一入だったのが、新版となって登場。今度こそは迷わず購入。いつまでもいると思うな、親と本だ。
予想以上に面白かった。
坂本龍一氏は亡くなってしまったが、こうした本を読んでいると、まだまだやりたいことがたくさんあったんだろうなぁと思うと同時に、旧石器や縄文などの原始に関する考えの深さに感嘆してしまう。団塊の世代による現代文明批判的な対話が、縄文遺跡を巡りながら繰り広げられるのも、いろいろと刺激的で、考えさせられる。
豊富に掲載されている写真がまたイイ。とくに坂本氏の真剣なまなざしには、なにか心に響くものがあった。