浦志万太郎’s 読書 blog

読んだ本の備忘録

『妖の掟』

友人から何度となく誉田氏の著作を薦められていたが、どれから読めば良いか迷いながら幾年月。

娘と言った本屋で、娘が「これ面白そう。読んだら?」と手に取って見せられたのが標題の本。

たとえイマイチでも「娘から薦められた」というストーリーがあれば良いかと購入。

が、イマイチかもと言ってごめんなさい!

めっちゃくちゃ私好み。闇神という吸血鬼コンビと頼りない情報屋のトリオの物語。ヤクザvs吸血鬼vs警察の三つ巴。一気に読破してしまった。

 

解説を読むと、なんと前作が17年前に出てたという。

単発物を選んだつもりが、シリーズものだったのか。

前作は『妖の華』と言うタイトルで、今回の話の3年後が描かれている。

 

 

解説者の話によれば、『妖の華』→『妖の掟』→『妖の華』(再読)の順に読むのがオススメらしい。

(そういうことを『妖の掟』の読後解説で書かれても、後の祭りだが)

ちなみに、三作目も『妖の掟』文庫本刊行と同時発刊。

いかんなぁ、シリーズものにハマるのは・・・。

★★★

その後、『妖の華』を読み始めてるが、やはり、私は時系列に沿って『掟』→『華』の順に読んだ方が良いと思っている、今のところは。

★★★

『妖の華』を読了したが、解説者の意見と違い、時系列に沿って読んだ方が純粋にストーリーが楽しめると思った。