学生時代と違って本を読む時間を作るのは大変。
こちら、漫画化もされた名作。
富裕層に独占されていた昭和初期の登山界に、それとは真逆の加藤文太郎の青春長編。
実在の人だ。
本屋でたまたまページをめくり、「高取山(神戸市)」という懐かしい名前がいきなり出てきて、即購入。
集団で登る登山ではなく、あくまで単独行。仕事の傍ら、登山の訓練。そして愛すべき人との出会い。数々の記録を1人で打ち立てていく。
自分には到底真似できないが、仕事の傍ら、やりたいことがある私に勇気を与えてくれた。一人でやり抜くことを選んだ生き方にも共感!