言わずと知れた鳥類学の名著。
妹に薦められたという友人に借りて、一気読み、自ら改めて購入してしまった。
良い本はやはり手元に置いておきたいものである。
ゆえにこちらも読んで、やはり裏切らない面白さ。
言わずと知れた鳥類学の名著。
妹に薦められたという友人に借りて、一気読み、自ら改めて購入してしまった。
良い本はやはり手元に置いておきたいものである。
ゆえにこちらも読んで、やはり裏切らない面白さ。
日本史が苦手な私にとって、たしかにこれは挫折しないわ、と思わせた一書。
まずは、ざっくりと日本史の全体像を構造的に理解したいよね、
という人には気軽に手に取って読み進められるので、お薦め。
慎重な表現にならざるを得ない専門家より、門外漢の人のほうが、素人にとっては分かりやすく書いてくれることは往々にしてあるが(サイエンスライターなんかもそうだろう)、本書もその例。
ついつい怒ってしまうことがある。昔よりはずいぶん減ったが。
そして、若い頃より、怒った後の後悔も感じる。
怒れば怒るほど、それを表現すればするほど、
「あぁ、だんだん怒りの感情にブレーキが効かない、そこまでではなかったのに…。」
と、負のスパイラルに落ちってしまっている最中を実感してしまう。
はっきり言って、怒ることは、自分の心身にとって有害。
周りを変えるより、自分を変えるに限る。
本書は仏教の立場から、そのことをわかりやすい言葉で説いている。
薄い本なので、「もうこれ以上怒りたくない」と思っている人は、
読んでみてはどうだろう。
もちろん、本書には納得のいくことと、いまいち腑に落ちないことが混在していると思う。
それは自分の現状として、そうなのだ。
人は腑に落ちないことを重視して、全体に対して烙印を押す傾向があるが、
腑に落ちる、学びがあることに焦点を絞ったほうが自分にとってプラスである(これは人間関係についてもいえるかも)。
腑に落ちないこととも年月を経て再読すれば、そういうことだったのかと思うこともあるかもしれない(し、ないかもしれないが、それは本の価値ではない)。
皆が起こらない世界が訪れれば、もっと平和になるんだろうなぁ、と思いつつ、
怒る人がいるから軌道修正されている部分があるんだろうなぁと思う自分は、
まだまだなのかもしれない。
友人から何度となく誉田氏の著作を薦められていたが、どれから読めば良いか迷いながら幾年月。
娘と言った本屋で、娘が「これ面白そう。読んだら?」と手に取って見せられたのが標題の本。
たとえイマイチでも「娘から薦められた」というストーリーがあれば良いかと購入。
が、イマイチかもと言ってごめんなさい!
めっちゃくちゃ私好み。闇神という吸血鬼コンビと頼りない情報屋のトリオの物語。ヤクザvs吸血鬼vs警察の三つ巴。一気に読破してしまった。
解説を読むと、なんと前作が17年前に出てたという。
単発物を選んだつもりが、シリーズものだったのか。
前作は『妖の華』と言うタイトルで、今回の話の3年後が描かれている。
解説者の話によれば、『妖の華』→『妖の掟』→『妖の華』(再読)の順に読むのがオススメらしい。
(そういうことを『妖の掟』の読後解説で書かれても、後の祭りだが)
ちなみに、三作目も『妖の掟』文庫本刊行と同時発刊。
いかんなぁ、シリーズものにハマるのは・・・。
★★★
その後、『妖の華』を読み始めてるが、やはり、私は時系列に沿って『掟』→『華』の順に読んだ方が良いと思っている、今のところは。
★★★
『妖の華』を読了したが、解説者の意見と違い、時系列に沿って読んだ方が純粋にストーリーが楽しめると思った。